英語学習でインプットとアウトプットではどちらが大事?復習はどれくらいするか?

コーチング

みなさんこんにちは、じぃ~じです。

英語を学習していて次のような疑問はありませんか?

インプットとアウトプットってどっちが大事なの?

復習復習っていうけど、何をすればいいの?

英語の学習がある程度進んでいくと、自分の英語力が頭打ちになった…と不安になる時があるかも知れません。

巷にあふれかえる情報では

アウトプットが足りない

量をこなせ

復習をしろ

などと、英語の達人からのアドバイスがあふれているかも知れません。

そんな情報が時に英語学習者を混乱させます。

今回は

英語力の壁を突破するににインプットとアウトプットではどちらが大事か

復習は何をどのようにするのか

ということを中心に説明します。

なお、今回は英語学習を始めてしばらくたち、ある程度力をつけた学習者を対象にしています。

イメージ的には

  • TOEIC700前後
  • 英検2級程度

の英語学習者を想定しています。

Learning ZoneとPerformance Zone

今回の記事は人が何かを習得したいと考えた時に当てはめることが出来る、Learning ZonePerformance Zoneという理論を用います。

人が何かを習得しようとする時はこのLearning ZonePerformace Zoneの領域を行ったり来たりします。

項目Learning ZonePerformance Zone
目標改善最良の結果を出す
行動改善のためのトレーニング持てる力を発揮
内容未習得のもの習得済みのもの
失敗許容される最小限
期待されることスキルの成長将来のパフォーマンス即実行するパフォーマンス

結論を言うと、ものごとを上達させるためには、Learning Zoneにより多くの時間を割くことが必要です。

なぜ、Learning Zoneに多くの時間をかけることが大事なのかを説明したいと思います。

インプットとアウトプットに置き換える

その前にここでこのLearning ZoneとPerformance Zoneをインプットとアウトプット置き換えてみましょう。

Performance Zoneは例えば、仕事で英語でやり取りをすることや英語でスピーチやプレゼンテーションなどをすることを想定してください。

確かに仕事で英語を使っていると英語を使う機会は多く持てます。

英語のスピーチやプレゼンテーションを数をこなせば、英語が口から出てくるようにはなるでしょう。

何もフィードバックがなかったり、振り返る時間がなければ、新しい知識や表現は身につかないままです。

また、テストの問題を解くことをPerformance Zone、復習をすることをLearning Zoneと置き換えてください。

テストばっかり多く受けていても、答え合わせや見直し、課題に対して練習をしなければ必要なスキルが身につかないことは理解できると思います。

大事なの圧倒的にインプット

ハイパフォーマーがしたこと

ではハイパフォーマーが行っていたことを例に見てみましょう。

具体的にどんな行動をすればよいのか、少し見えてくると思います。

デモステネスの例

古代ギリシャ、アリストテレス時代の政治家・弁論家・弁護士でデモステネスという人物がいました。

彼が弁論の技術を上げるためにしたことは、数多くの裁判や、弁論をすることではありませんでした。

彼が取り組んだことは「説得するためのスキル」=「しゃべり方」を磨くトレーニングでした。

まず、鏡の前に立ち自分の姿を確認しました。

肩がすくんでいることに気がついた彼は天井から剣をつるして、肩が上がらないように矯正しました。

また、舌のもつれを治すために、口に石を入れて話す練習をし、大きな通る声を出すために海に向かって話す練習をしたそうです。

彼が弁論家や弁護士として答弁することはPerformance Zone、このようなトレーニングはLearning Zoneにいたことになります。

ビヨンセの例

アメリカの大人気歌手ビヨンセ。

彼女はツアーが開催されると毎晩、自分のパフォーマンスのビデオチェックをしているそうです。

修正が必要だと思うところをその都度メモし、そのメモを翌日、ダンサーやスタッフに渡し、午前中に修正箇所を修正して、次のパフォーマンスに臨んでいるそうです。

ツアーでのパフォーマンスがPerformance Zoneであるのに対して、このような振り返りはLearning Zoneにいることと言えそうです。

スキルが伸びないと感じたら

人は専門的な職業、例えば教職、総合医療、看護の分野においては2~3年で一定のスキルを習得するとPerformance Zoneにばかり時間を使ってしまうそうです。

その結果、スキルが伸び悩むとのことです。

一流のチェスのプレイヤーはチェスの競技の時間よりもゲーム全体の流れや手の分析により多くの時間をかけるそうでう。

これを英語に置き換えると、先ほどの

TOEIC700程度

英検2級程度

の英語学習者はある程度の文法、単語、発音の知識があり、ある程度のリスニング力、ライティング力、スピーキング力を持っています。

スピーキングやライティングなどのスキルやテストで点数をとることをPerfomance Zoneと考えます。

そこから先さらに上達を目指すには、実は自分のスピーキングやライティングを振り返り、新しい知識を習得していくLearning Zoneに時間をかけることが大事ということです。

高いパフォーマンスは、フィードバックや振り返りの賜物

伸び悩む英語学習者は何をするべきか

英語力に伸び悩む英語学習者はLearning Zoneにより多くの時間をかけることが上達やスコアアップへの最善策ということがわかりました。

さらに、目標とするスキルの習得のために何が必要かを分析し、分解します。

分解した結果、必要だとわかった個々の要素を個別にトレーニングします。

先ほどのデモステネスの例のように肩が上がらないようにするトレーニングや舌のもつれを治すためのトレーニングはまさに、スキルに必要なことを分解したものです。

例えば野球でバッティングが上手くなりたいとします。

その場合はそもそも筋力をつけたり、バッティングスピードを上げるために素振りをしたいり、タイミングをとるためにシャトルバッティングをしたりするでしょう。

では、英語を上達させるためには、具体的に何をするべきかをお伝えします。

スコアアップのためには

問題を1セット解くごとにその3倍の時間をかけて復習をすると良いでしょう。

例えばTOEICのPart3を1問解いたとします。

その際に復習というのは具体的には

  • わからない単語がないかどうか
  • 文を全て理解しているかどうか
  • 理解していない文法は含まれているか
  • シャドーイングをスムーズに出来るまでやる
  • 音読をスムーズにできるまでやる

ということです。

自分にわからないところがないかどうか、自分が英文をものにしているかどうかという視点で徹底的にトレーニングします。

スピーキング上達のためには

テストのスコアアップの方法と異なり、スピーキングにはさらにひと手間必要です。

まず、自分の話している姿を撮影し、後から見直します。

そして以下のポイントを確認します。

  • 言いたいことが伝わる表現になっているか
  • 文法的に間違っているところはないか
  • 発音がおかしいところはないか
  • 同じ表現ばかり繰り返していないか
  • その他改善するべきところはないか

このようなフィードバックを自分で行うためには、相応の英語力が必要です。

自分で振り返ってもどこが悪いのかわからないという場合は、英会話の先生や英語コーチに頼ることをおススメします。

行きつく先は反復練習

スコアアップのため、スピーキング向上のため、いずれにせよ最終的には

反復練習

が大事です。

正しい方法で粘り強く反復練習をしていってください。

またその際は、楽に出来ること(いわゆるコンフォート・ゾーン)ではなく、少しきついくらいのトレーニングを心がけてください。

Learning ZoneとPerformance Zoneの往復

このように、英語力をさらに向上させるためには、自分のパフォーマンス向上のためには何が必要かを分析し、コンフォート・ゾーンの少し上のレベルで練習することが大事です。

Learning ZoneとPerformance Zoneを行ったり来たりしながら、より多くの時間をLearning Zoneに費やすことです。

また自分のパフォーマンスに対して適切なフィードバックを受けたりや正しい反復練習をしたり、修正をしたりするためには専門性の高いコーチを頼るのが近道かもしれません。

  • スキルを徹底的に分析、分解する
  • 分解した結果、必要な個々の要素をトレーニング
  • コンフォート・ゾーンより少し上の反復トレーニング
  • インプットとアウトプットを往復する
  • 適切なフィードバックをしてくれるコーチ

Learning Zoneにおいて必要なこと

ものごとを習得していくLearning Zoneにおいて注意すべきことは、そのまま英語学習において心に留めておくことと一致します。

成長マインドを持つ

成長マインドというのは「自分はまだまだ成長出来るんだ」というマインドセットのことです。

英語はもちろんLearning Zoneにおいて、ものごとを習得するときにはこの成長マインドを持つことが大事です。

なぜなら習得の過程では多くの失敗や上手く出来ない瞬間があります。

そんな失敗に直面する度に「自分なんかダメなんだ」と思って挑戦をやめてしまっては、ものごとを習得することは出来ません。

英語も、何回やっても出来ない、忘れてしまうという経験を積み重ねながら、少しずつ上達していきます。

少しの失敗に落ち込むことなく、「続けていけば成長できる」という成長マインドで取り組みましょう。

目的を明確に持つ

英語はもちろん、すべてのものごとを習得する際に大事なのが「目的」を持つことです。

英語を身につけてどうなりたいのか

どんな将来が想像できるのか

明確な目的を持てば持つほど、英語はもちろん自分が習得したスキルを身につけるのに威力を発揮します。

なぜならものごとを習得するには時間と労力がかかるからです。

英語もそうですが、張り切って始めても、徐々にフェイドアウトして結局続かないということは良くあります。

その原因の1つに明確な目的を持っていないからということもあります。

なぜ英語を身につけたいのか

目的を明確にしておくことで学習を続けられるはずです。

実は明確な目的を持つことは意外と難しいです。

しかし、

なぜ英語が必要なのか

英語を身につけてどうなりたいのか

さらにそれを達成したらどうなりたいのか

という質問を繰り返し自分に投げかけることで、自分でも気がつかない潜在意識での目的が見えてきます。

こちらに関してはまた別の記事にしたいと思います。

最良の方法でやる

自分にとって最良の方法でやることです。

英語の学習は効果的だとされる方法が巷に数多くあります。

そのほとんどが科学的根拠があり正しいものです。

もちろん、どんな方法でもより多くの時間をかければ上達はします。

しかし、より短時間で習得できる効果的な方法があれば、それに越したことはありません。

自分にとっての最良の方法を見つけましょう。

失敗の許容

最後にして一番大事なことが失敗を許容することです。

成長マインドのところでお伝えしたように、ものごとを習得していく過程で失敗はつきものです。

英語学習においても、例えばスピーキングの練習をしている段階では何百回、何千回と間違いながら学んでいきます。

そこにリスクを抱えないことです。

例えば、綱渡りの曲芸師が練習では下にネットをひいて綱渡りの練習をするのと同じです。

失敗することを一大事と毎回とらえていては身が持ちません。

失敗してもいい環境を用意しておきます。

練習段階ではいくらでも間違えてよい、失敗してよいというマインドを身につけておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。

今回は英語を身につけるためにはインプットとアウトプットどちらが大事かという説明をLearning ZoneとPerformance Zoneという理論を用いて解説させていただきました。

  • 大事なの圧倒的にインプット
  • 高いパフォーマンスは、フィードバックや振り返りの賜物
  • スキルを徹底的に分析、分解する
  • 分解した結果、必要な個々の要素をトレーニング
  • コンフォート・ゾーンより少し上の反復トレーニング
  • インプットとアウトプットを往復する
  • 適切なフィードバックをしてくれるコーチ

今回の記事が参考になれば嬉しいです、

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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