【英検準1級ライティング】合格点が取れるコツを解説&そのまま使える便利な表現10選つき

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じぃ~じ
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みなさんこんにちは、じぃ~じです。今回は英検準1級のライティングに関する記事です。

英検準1級の勉強をしていると

ライティングの対策がおろそかになってしまう

ということはありませんか。

確かに語彙や読解やリスニングにかなりのトレーニングは必要です。

また、

ライティングは書けば何となく点数がもらえる

という感覚もライティングの対策をおろそかにしてしまう原因でしょう。

確かに英検準1級のライティングでは0点を取ることはないでしょう。

しかし、英検準1級のライティングの対策をすることで、

ライティング単体での高得点につながるだけでなく、時間を短縮する

ことが出来ます。

結果的に読解問題や語彙問題にたっぷり時間を使うことが出来ます。

点数を上げるだけでなく、そのような派生的な効果もあります。

英検準1級を受ける人は必ずライティングの対策もしておきましょう。

今回はそんな英検準1級のライティングで合格点が取れるコツとそのまま使える便利な表現10選を紹介します。

「型」を決め、「技」で攻める

英検2級のライティングまではおなじみの「型」を使い、ミスを少なくすれば合格点を取ることが出来ました。

英検準1級のライティングではそれだけだと高得点につながりません。

ライティング特有の「技」をふんだんに入れていく必要があります。

今回の記事ではその技を惜しみなくお伝えします。

皆様の英検準1級合格に役立てて欲しいと思います。

英検準1級ライティングでは

「型」と「技」を組み合わせる

“I”で始めない

論文調のフォーマルなライティングでは主語を”I”や”You”で始めることがよしとされていません

日本語でもそうだと思いますが、「私は…」という論調の文は主観的意見です。

論説文のような客観的な内容にはあまりふさわしくありません。

英語でもそれは同じです。

これまで”I”を主語にした文章を書いてきた人は以下のポイントを参考にして、練習してみて下さい。

受動態で書く

People, We, Theyなど同じ主語で始めている感覚があったら、受動態に直します。

受動態は

主語を特定しない

という性質を持つためフォーマルなライティングにぴったりです。

無生物主語構文で書く

無生物主語の文はとてもフォーマルな文のため、英検準1級のライティングととても相性がよいです。

次のスライドのように主語が人になりがちな時に上手く変換することで一気に高得点ライティングに近づきます。

もちろん、無生物主語構文で頻繁に使う

無生物主語構文でよく使う動詞

enable

make

prevent

mean

lead to

result in

などの動詞で無生物主語構文の文自体を書くトレーニングを必ずしておきましょう。

言い換えで書く

「”I”で始めない」ということと少し関連して、同じ表現が続いているなと感じた時は要注意です。

英文ライティングでは同じ表現を繰り返し使うとポイントが高くつきません。

同じことを言っているんだけど、異なる構文で書けるようにするのは必要な「技」です

このように主語を”I”から始めないための

「便利な表現集10選」

を記事の後半に紹介します。

是非、最後までお読みください。

英検準1級のライティングでは

“I”で始めない

①受動態で書く

②無生物主語構文で書く

③言い換えで書く

And, But, Soを使わない

これは準1級固有のものではなく準2級や2級のライティングでも同様のことが言えます。

And

So

But

文頭で使用すると減点の対象になります。

これらは話し言葉という認識だからです。

日本語の小論文で

でも

だって

と書いているのと同じです。

And, So, Butを使う場面ではこれらの言い換え表現を使います。

そちらをスライドで示しますので参考にしてみて下さい。

少なくともそれぞれ2つくらい使いこなせるように準備しておきましょう

また、近いもので

単独のBecause

も減点の対象です。

単独のBecauseは減点の対象

(×)The situation was not improved. Because the government didn’t take action.

becauseは理由を表す最強の単語です。

becauseを使う時は必ず2つの文をつなげましょう

becauseを使う時は2文

(○)The situation was not improved because the government didn’t take action.

これらのことを知ってるだけでも、だいぶ減点を減らすことが出来ます。

And, So, Butを使わない

And → Furthermore,など

So → Therefore,など

But → However,など

Because → 必ず2文をつなげる

おススメの定型文

さてお待ちかね。

ここからが

英検準1級のライティングで実践的に使える定型文(英語表現)10選

です

it…to/that構文

最初に紹介するのは

It…to/that構文

です。

簡単でとても使いやすく、それでいてライティングに適しています。

ただし、使いやすいからと言って何回も同じものを使うとそれもよくありません。

文章全体の中でバランスを考え、使い過ぎに注意してください。

It…to/that構文

・It is important to…

(…することは大事だ)

・It is said that S V

(SがVすると言われている)

・It is clear that S V

(SがVするのは明らかだ)

・It is well known that S V

(SがVするのはよく知られている)

・It is considered that S V…

(SがVすると考えられている)

・It goes without saying that S V

(SがVするのは言うまでもない)

There is no…構文

次にお勧めの定型文が

There is no…構文

です。

こちらも種類が豊富ですが、使いどころとしては

意見を強調したいとき

がいいと思います。

「失業率が上がることは否定できない」

「外国人を雇用しない理由はない」

など、かなり強い論調になりますが、ライティングではそれくらいがちょうどよいでしょう。

遠慮せずに思いっきり使うことがポイントです。

There is no…構文

・There is no doubt that S V

(SがVすることに疑いはない)

・There is no denying that S V

(SがVすることは否定できない)

・There is no reason why S 否定文

(SがVしない理由はない)

・There is no silver bullet that can…

(…するための特効薬はない)

「最近…が増えている」

次からはよく出てくる表現を英語でどのように言うと良いかということを紹介します

まずは

「最近…が増えている」

です。

「最近」という表現の使い方については以下の点に注意してください。

「最近」の注意点

These days, Nowadays

→現在形・現在進行形と使う

Recently, Lately

→過去形・現在完了形と使う

個人的には話し言葉では間違えても気にしなくてよいとは思いますが、ライティングでは意識して書くと良いと思います。

「重要な役割を担う」

続いて紹介するのが

「重要な役割を担う」

です。

「…は重要です」

という表現は論説文では多く使いたくなるところです。

しかし、ずっと

…is important

では限界があります。

そんな時にはこの

play an important role

を思い出して下さい。

またimportantの書き換え表現もこの機会に是非、おさえておいてください。

「…な影響がある」

続いて紹介するのは

「…な影響がある」

という表現です。

こちらは読解やスピーキングでも多く使われます。

せっかくだからライティングでも使ってしまおうという考えです。

「…な影響がある」

なんて書くと少し大げさかなと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

むしろ、大げさに書くくらいで大丈夫です。

「…に重きを置く」

次に紹介するのは

「…に重きを置く」

という表現です。

気を付けていただきたいのは

「…に重きを置く」

という日本語と

attach more emphasis on…

という英語が結びつきにくいことです。

本番でしっかり使えるように、練習の段階だ1~2回使ってみると良いでしょう。

「必ずしも…とは限らない」

続いて紹介するのは

「必ずしも…とは限らない」

という表現です。

この2つ以外にも

「必ずしも…するとは限らない」

という表現はたくさんありますが、使いやすそうなものを紹介しました。

こちらも読解、スピーキング、リスニングと分野を問わずお目見えする表現です。

「…すればするほど、ますます…」

続いて紹介するのは

「…すれべするほど、ますます…」

という表現です。

これまで紹介した定型文に比べると少し難しいですが、この構文がライティングで使われたら確実に高得点に結びつきます。

The 比較級 S V

の語順や比較級をどこまでと考えるか(特にmoreが入った時)に慣れてきたら、是非攻めてみて下さい。

「AとBのバランスをとる」

続いて紹介するのは

「AとBのバランスをとる」

という表現です。

社会問題を扱う論説文で

「バランスが大事」

という主張は結構あります。

仕事とプライベートのバランスが大事

インプットとアウトプットのバランスが大事

協調性と個性のバランスが大事

などです。

どうせ使う機会が多いなら覚えてしまって自動化してしまうのが良いです。

ここがチャンスと思ったら是非使ってみて下さい。

「…のおかげで、SがV出来る」

最後に紹介するのは

「…のおかげで、SがV出来る」

という表現です。

こちらは先ほど説明した

無生物主語構文

との合わせ技のため高得点が狙えます。

しかも

canとの書き換え

でもあるので、ライティングで確実に使うことが予想されます。

練習で使ってみて、本番で間違えずに使えそうだったら是非使ってみて下さい。

おススメの表現の1つです。

自分の書けることを書く

最後になりますが、英検準1級のライティングでは

自分の書けることを書く

というマインドで臨むのが大事です。

英語をペラペラ話す達人でも

自分の言いたいことの7割くらいしか話せない

ということを聞いたことがあります。

逆に言うと、英検準1級のライティングで自分が本当に言いたいことを表現するのは不可能に近いです

現実的な戦略として英検準1級のライティングでは

自分が言いたいこと

ではなく

自分が書けることを書く

ということに振り切るのがよいと思います。

例えば

「日本の会社はもっと外国人を雇用するべきだという意見に賛成か反対か」

というテーマだとします。

自分の意見としては

「外国人労働者を受け入れると言えば聞こえはええかもしれんがな、住居やビザの手配とかめちゃくちゃ面倒やし、そもそも言葉の問題ですれ違い多すぎや!。TVでいいことばかり報道されてすぐに流されたらえらいことになるで!」

だったとしても

「労働力不足を解消できる」

「異文化の交流が出来て、職場環境が良くなる」

書きやすい内容にしてしまうくらいの勢いが必要です。

また、論理性は必要ですが、内容の現実性や倫理観で採点されることはありません。

賛成または反対に極端に振り切ったほうが書きやすいと思います。

ポイント

自分の書けることを書く

賛成・反対は振り切って書く

まとめ

いかがでしたか

今回は英検準1級のライティングで合格点が取れるコツを使える表現10選と共にお伝えしました。

英検準1級のライティングでは

「ある程度書けるから大丈夫」

「点数が取れるから大丈夫」

ではなく

「出来るだけ点数を稼ぐ」

「スピーディーに書いて時間を短縮し、その分を読解に回す」

という攻めの戦略が必要です。

そのために「型」を知り、定型文などのスピーディーにかけかつ高得点に結びつく「型」を知っておくことが大事です。

是非、参考にしてみて下さい。

また、今回の記事ではあくまで英検準1級のライティングで合格点を取るためのコツとしていくつかの表現を紹介しました。

英語で自分の言いたいことを伝えるための表現は無限にあります。

合格した後にも、しっかり英語学習を続けて、本物の英語力をつけて欲しいと思います。

じぃ~じ
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アメブロでは英単語クイズやとっさの一言に加え、猫や料理の記事、日常で感じたことを赤裸々につぶやいています。人生に疲れた時に、じぃ~じの背中に癒されに来てください。

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