みなさん、こんにちは。じぃ~じです。
突然ですが、皆さんは次の英文の違いがわかりますか。
①He left Tokyo.
②He left for Tokyo.
③He left Osaka for Tokyo.
一瞬でも迷った人は今回の記事を読んでみて下さい。
今回はleaveとleave forの違いを中心に動詞のleaveについて解説します。
leaveは「放置して離れる」
まずleaveの核となるイメージは「放置して離れる」です。
使い方が色々あるleaveですがこの核をつかむと全てに対応出来ます。
![](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド1-1024x576.jpg)
「~を出発する」
leaveの後ろに直ぐ場所や人が来る場合は
「~を放置して離れる」
→「~を出発する」
となります。
![](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド2-1024x576.jpg)
したがって
He left Tokyo.
彼は東京を出発した。
となります。
「~へ向かって出発する」
一方、leave forのようにforがつくと意味が全く変わります。
forというは「向かっている途中」というイメージがあります。
![](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド1-1-1024x576.jpg)
leaveの後ろに何もなくleave forとなる場合は、出発地はわかりませんが、
となります。
この場合、どこを出発したかは不明です。
以上のことを図で表すと
![](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド3-1024x576.jpg)
したがって
He left for Tokyo.
彼は東京へ向かって出発した。
となります。
ここで一度前置詞forのイメージをおさらいしてみて下さい。
「Bに向かってAを出発する」
これまでの2つの組み合わせがこの
です。
図で表すと
![](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド4-1024x576.jpg)
He left Osaka for Tokyo.
彼は大阪を出発して東京へ向かった。
なります。
leaveを使った便利な表現
これ以外にleaveを使った便利な表現を3つ紹介します。
leaveは
leaveの後ろに名詞、その後ろに形容詞や名詞がくるカタチで使うことが多いです。
Please leave me alone.
私のことは放っておいて下さい。
これはドラマや映画なのでよく出てくる表現です。
Please leave the door open.
ドアを開けたままにしておいて下さい。
leave O openというカタチはOに入る名詞をそのまま変えればいいので、使い勝手が良いです。
I trust you so I leave it to you.
君を信じているから、任せたよ。
この場合itは何か仕事などを指しています。
「それを君に放ったよ」
という直訳になりますが
「任せたよ」
という意味になります。
名詞のleave
leaveには実は名詞の用法もあるので紹介します。
leave「休暇」
leaveは名詞で「休暇」という意味になります。
paid leave「有給休暇」
annual leave「年次休暇」
leaves「葉っぱ」の複数形
「葉っぱ」は英語でleafですが、複数形になると語尾が変化し
leaves
となります。
There are a lot of fallen leaves.
落ち葉がたくさん落ちている。
![](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/12/スライド5-1024x576.jpg)
まとめ
いかがでしたか。
leaveとleave forの違いが理解出来ましたでしょうか。
英語は1つの単語を核となるイメージでとらえられるようになると、理解が深まります。
そのためにはたくさん文章に触れたり。問題を解いたりすると効果的です。
是非、参考にしてみて下さい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
![じぃ~じ](https://www.teachingengish.com/wp-content/uploads/2020/03/fruit_banana_character.png)
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