
英会話の最初と言えば自己紹介じゃな

なかなか苦手ですけどね・・・

日本人は自己紹介が苦手じゃが、まずは「型」をしっかり知ることが大事じゃ

何事もやり方があるわけですね
英会話を始めるとまずやらなければならないのが自己紹介。
日本語でもなかなか苦手な人も多いと思います。
英語の自己紹介は決まった「型」があります。
初心者はその「型」を何回も繰り返し練習してまずはすらすらと自己紹介できるようにしましょう
名前を言う
My name is …「私の名前は…です」

My name is JJ.
日本人が最初に学習する表現じゃな

My name is Hanako.
さすがに簡単ですね。

さすがにこれは出来て当たり前じゃ。
さらにこの後にプラスアルファで言うのが上級者への道のりじゃ。

プ、プラスアルファ・・・
My name is Hanako Yamada.
と言ったら必ず
Please call me Hana.
(はなと呼んでください)
とか
Just call me Yama, please.
(やまと呼んでください)
と付け加えましょう。
これだけでも初心者から一歩抜け出せます。
I’m…「私は…です」

この表現も自己紹介で使えるのですか?

実は定番の表現じゃ。ネイティブのカジュアルな場面ではよく使われる。
ずばり教科書に載っていないカジュアルな自己紹介の表現がこちらの
I’m…
(私は…です)
の表現です。ここに自分の名前を入れればそれで名前を名乗ったことになります。
Hi, I’m Hana. Nice to meet you.
(はなで~す。よろしくおねがいしま~す)
先ほどの
My name is Hanako Yamada.
よりカジュアルな表現です。場面によって使い分けるとよいでしょう。
次は定番のこちらです。
出生地と出身地を言う
I’m from…(私は…の出身です)

こちらも定番の言い方ですね

さすがにもはや解説不要であるがな
I’m from Saitama.
(私の出身は埼玉です。)
これは中学1年生でもいえる表現ですが、次の2つもしっかり使えるようにしておきましょう。
I was born and brought up in …(私は生まれも育ちも…です。)

なんかいきなり難しくなりましたね汗

難しいと思うが、ネイティブが自己紹介するときの定番じゃ
ここで解説をしておきます。
brought upの原型は
bring up(子供を育てる)
です。
was brought upになっているのは
この表現が受動態で使われているからです。
I was born and brought up in Saitama.
(私は埼玉で生まれ育ちました。)

せっかくだから「育てる」の使い方を説明しておこう

是非、お願いします!
人 grow up(人が育つ)
She grew up in Saitama.
(彼女は埼玉で育った)
grow upになると
人がどこで育ったか
という意味になります。
大体後ろにin 場所がきます。
難しい言い方をすると自動詞ということになりますが、ここでは知らなくてもよいです。
人 grow もの(人がものを育てる)
この場合
もの≒野菜が9割
となります。
She grows vegetables in her garden.
(彼女は庭で野菜を育てています。)
混乱しがちですが、upがなくなりものが後ろに来ると
「~を育てる」
という意味になります。他動詞と言いますが、ここでは知らなくても大丈夫です。
bring up 人(人を育てる)
He was brought up as a Protestant.
(彼はプロテスタントとして育てられた。)
「育てる」の意味で使うときは99%受動態でしか登場しません。
深く考えずに、このまま覚えてしまうのが最短距離でしょう。

以上、ワンポイントアドバイスであった

理解したうえで、そのまま覚える、というのが最短距離のようです
職業を言う
名前、出身の次は職業を言います。
I’m a student at …university.
「…大学の学生です」
I’m an English teacher at high school.
「高校の英語先生です」
I’m a doctor.
「医者です」
I’m an IT engineer.
「ITエンジニアです」
I’m an accountant.
「会計士です」
I’m a manager at personnel department.
「人事部の部長です」
これは自分の職業を調べてもらえば良いと思います。

自分の1つくらいなら覚えられるじゃろ

これもI’mで表現できるので便利ですね。
さらにこれを言い換えるとさらに達人感が増します
I study biology at … university.
「…大学で生物学を学んでいます」
I teach English at high school.
「高校で英語を教えています」
I work for an IT company.
「ITの会社で働いています」

まあ変換が難しい場合は無理はしなくてよい

なるほど、こういう表現がかっこいいのですね。
基本的にネイティブは名詞構文よりも動詞構文を好む傾向があります
例えば
「その単語の意味は何?」
というのは
What is the meaning of that word?
より
What does that word mean?
の方が自然体です。

動詞構文を意識するとよいのですね

慣れてきたらでよいぞ
趣味を言う
英語で自分の趣味を言うときに初心者がやってしまいがちなのが
My hobby is…
と言ってしまうことです。

えっ、だめなんですか?!

これこそ教科書の弊害じゃな
決して間違いではないのですがhobbyというのは
毎日毎日やっているこだわり
のような意味があります
My hobby is skiing.
と言ってしまうと
週5日くらいでやっている感覚です

そういう感覚でhobbyと言うのは全く問題ない

目からうろこでした
趣味を言うときは
I like…
(…が好きです)
や
I enjoy…
(…を楽しみます)
を使うと日本語の趣味に近いニュアンスが出ます
I like jogging.
(私の趣味はジョギングです)
I enjoy swimming at gym.
(ジムで泳ぐのが趣味です)
のように使ってください。

慣れれば簡単じゃ

こっちのほうが言いやすそうです
よろしくお願いしますと言う
日本人が最もよく使うフレーズ
「よろしくお願いします」
これはどのように言うのでしょうか。

これがすんなり出てくると一気に達人になるぞい

言えるとかっこいいですからね
英会話で「よろしくお願いします」という直訳にあたるものはなく状況に応じて使い分けるとう英語あるあるの必殺技を繰り出させていただきます。

英語に直訳がない時は、状況に合わせて表現を使う。それが正しいやり方じゃ。

直訳にこだわらない考えが大事ですね。
I look forward to ~ing.「~するのを楽しみにしています」
日本語の「よろしくお願いします」にあたる表現はこの
look forward to ~ing
「~するのを楽しみにする」
で表すことができます。
こちらは中学2年生か3年で学習する「動名詞」という単元で出てきます。
~ingのところに動詞のing形または名詞を入れて使います。
I’m excited to ~.
「~するのがわくわくします」
こちらも中学2年生の不定詞で学習する内容です。
一番簡単なのは
I am happy to see you.
(あなたに会えてうれしい)
I was surprised to hear the news.
(その知らせを聞いて驚いた)
です。
どうやったら「よろしくお願いします」になるかはまとめて説明します。
I’m excited to~.「~するのにわくわくします」
excitedは「興奮した」「わくわくした」という意味ですが、使い方によっては「よろしくお願いします」という意味で使えます。
・職場でよろしくお願いしますと言う時
I look forward to working with you.
I’m excited to work with you.
・一緒のプロジェクトに取り組むときに「よろしく」と言うとき
I am looking forward to working on the project with you.
・課に入る前に課長に「よろしくお願いします」
I’m excited to work in your department.

こんなふうによろしくお願いしますというのは意外でした。

もはや「よろしくお願いします」と学校で教えてしまえ!
まとめ
いかがでしたが。
今回の自己紹介の内容をまとめると
①名前を言う
My name is Akihiko. Please call me Aki.
②出生地と出身地を言う
I was born in Tochigi but grew up in Saitama.
③職業を言う
I work for an IT company.
④趣味を言う
I enjoy watching TV dramas.
⑤よろしくお願いします
I’m excited to become a member of this community.
英会話の場面では必ず自己紹介をします。
しかも何回もします。
まずはお決まりのフレーズを何回も練習してすらすらいえるようになりましょう。