英検2級の2次試験で合格点をとるための禁断のテクニック

英検

みなさんこんにちは、じぃ~じです。

今回は

英検2級2次試験

絶対に合格点をとるための

禁断のテクニック

を解説します。

もし皆さんが、高校生だったら英検2級を持っているかどうかは

大学の受験要件

大学合格の可否

に大きくかかわることです。

しかもせっかく1次試験を合格したのですから、何としても

1発で2次試験も突破したい

ですよね。

もちろん、1発で2次試験を突破したいのは限られた時間内で英語の勉強している社会人の皆さんも同じだと思います。

今回は

英検2級の2次試験

絶対に合格点をとるための

禁断のテクニック

を紹介します。

このテクニックを駆使すれば、必ず合格点に達するはずです。

教員として何人もの生徒を英検に合格させてきた私の知識と経験を総動員しています。

是非、参考にしてみて下さい。

ただし、1つだけ覚えておいて欲しいことがあります。

皆さんが英語を上達させたいと思うのであれば、今回のようなテクニックで合格をしたからと言って、英語のトレーニングをやめてはいけません

今回の記事はあくまで合格点をとることを目的としています。

一方、必要な資格が取れてプレッシャーから解放されたら、皆さんには伸び伸びと英語のトレーニングを続けて欲しいと思います。

それがこの記事を書いている筆者の思いです。

それでは進めていきましょう。

マインドセット

いつも言っていますが、試験で大事なのは

マインドセット

です。

どのような気持ちで試験に向かうかということはパフォーマンスやトレーニングの成果に大きく影響します。

まずは次のスライドで必要なマインドセットを確認してみて下さい。

合格最低点を獲りいく

とにかく受かることを最優先さえるのがいいと思います。

まれに大学でCSEスコアを出願基準にしているところもありますが、多くは資格を持っているかどうかが問われます。

高い得点で合格しようとするとどうしても考えすぎたり、かっこつけようとしすぎて余裕がなくなり、かえって足元をすくわれる結果になりかねません。

まずは合格点を優先させる

それが私が勧めるマインドセットです。

話をとめない

皆さんに理解して欲しいのは

英検2級の2次試験の面接官の多くは

学校の先生

であるということです。

一定の採点基準はもちろんありますが、人が人を採点しているので、そこにはどうしても

人情

が入ります。

機械のように一言一句判定しているわけではありません

必要最低ラインさえ確保すれば、合格点に届くものです。

その必要最低ラインは

話がとまってしまうこと

です。

英語がまったく口からでなければ、点数は入りません。

もちろんめちゃくちゃで全く通じないのはダメです。

しかし

最低限何かを話すようにしよう

と思って試験に臨めば、気が楽になり、逆によいパフォーマンスにつながるはずです。

そのような気持ちで気負わずに試験に臨んでください。

自分で考えない

こちらは後のセクションでお伝えしますが、英検2級の2次試験には

本文の内容に関する質問に答える

3コマ漫画のナレーションをする

という問題があります。

最初はとても難しく感じますが、

書かれている英文を読めばいい

というやり方があります。

全てを自分で考えなければいけないのではなく、ヒントを使いながらやればいい

ということも英検2級の2次試験に臨む上で大切な考えです。

簡単な英語を使う

英検2級のの2次試験では難しい語彙や複雑な構文で表現する必要は全くありません

先ほども、説明したようにとにかく最低限のラインをクリアしつつ話をとめなければいいのです。

簡単でシンプルな英語を使えばいい

そのような気持ちで臨んでください。

意見に不正解はない

Q3とQ4では意見を求められます。

それに対してどのような意見で答えてもその内容で減点になることはありません

英語がちゃんと言えることが大事です。

逆い言えば、自分の意見や考えでなくても、自分が英語で言いやすいことを言えばよいということになります。

音読を攻略するワザ

続いて、試験が開始されて最初の課題である

音読

攻略するワザ

を説明します。

問題カードを渡されると20秒間で黙読するように言われます。

その後、

Please begin

の合図で音読をします。

丁寧に読む

よほど英語に自信があり、流暢に読める人でなければここでの音読は

失点を防げればよい

と考えてください。

余程間違った読み方をしなければ、最低点の3点は確保できます。

したがって、相手に伝えるように丁寧に読むことを心がけることの方が大事です。

速く読まなくてよい

流暢に読むことが出来れば、もちろん高い得点はつきます。

しかし、ネイティブのようにペラペラと読む必要はありません。

ゆっくり読んでも、ちゃんと読めていれば4点、あるいは5点がつきます。

あわてることなくゆっくり読みましょう

かっこよく読まなくてよい

英語学習を進めていくといわゆる

音声変化

というものを学習するようになります。

単語同士が連結したり、脱落したりすることでよりネイティブの発音になることです。

英検2級の2次試験の音読パート。

その採点基準は実はとても

ざっくりしています。

発音の良しあしを細かく採点するものではなく

かなり適切に読めている

間違いはあるものの伝わるように読めている

などとても

ざっくりしています。

採点者の主観に影響される部分も大きいです。

さらに今の時代は高校生が多く受験する級です。

よほどの達人や英語が大好きで一生懸命取り組んでいる人でない限り、高校生の発音にはそれほど大きな差はありません。

音声変化を意識して、かっこよく話そうする必要は全くありません

わからない単語もあわてない

英検2級の2次試験の問題文も年々レベルが上がっているように肌感覚で感じます。

したがって、読み方がわからない単語にも出くわすと思います。

そんな時もあわてなくて大丈夫です。

カタカナ読みであろうが何であろうが読み切りましょう。

先ほどから説明しているように、試験管の多くは

学校の先生

です。

よほどめちゃくちゃでなければ音読パートを辛く採点することはないでしょう。

5点満点中及第点の3点はもらえるはずです。

もちろん、日々の勉強のなかで単語の数を増やして、本番で読めない単語がないようにしておくのが1番です。

相手に伝えるように読む

ここまで英検2級の2次試験の音読に対するハードルをかなり下げて話をしてきました。

だいぶ抵抗はなくなってきたでしょうか。

その上で1つだけ意識して欲しいことがあります。

それは

文章の内容を相手に伝えるように読む

ということです。

音読課題の前には20秒間の黙読時間が与えられます。

その間に文章の内容を理解して、その内容を相手に伝えるように音読をしていきましょう。

そのためには普段から音読をする時には文の区切りや文法を意識しながら音読をする必要があります。

普段の練習からそのような意識をしておけば本番でも慌てずに出来ると思います。

サンプル問題を音読してみよう

ではサンプル問題を音読してみましょう。

(問題文は英検HPより)

音読の見本です。

普通バージョン

ゆっくりバージョン

第1問を攻略するワザ

それではより得点に直結する話をしていきます。

まずは音読の後にくる

第1問

を攻略しましょう。

“Pardon?”を使って2回聞く

これぞ禁断の技ですが、第1問の質問をされたら間髪入れず

“Pardon?”

と聞いてしまします。

1問につき1回まで

“Pardon?”

を使っても減点になりません。

2回目はダメです。

2回目の”Pardon”は減点になるので気をつけてください。

最初から質問を繰り返し聞けると思えば、気が楽になるはずです。

次の項目で説明しますが、第1問では質問文に似た文を本文から探すことが得点への手がかりです。

その大きなヒントを2回聞けるのですから、気を楽にしていきましょう。

質問と似た文を探す

第1問攻略の最大の山場は

質問と似た文を探す

ことです。

英検HPにあるサンプル問題をもとに、実際にやってみたいと思います。

こちらが問題文です。

質問文はこちら

質問文と似た文はこちらです。

本文中に必ず質問文と似ている文があります。

まずは質問文と似たを見つける。

そして次のステップである

キーワードを見つける

につなげていきましょう。

キーワードを見つける

まず質問文が

WhyなのかHowなのか

をよく聞いてください。

それぞれに対する代表的なキーワードがこちらです。

先ほどの問題文では、質問文と似ている文の前に

in this way

がありました。

その直前の文が手がかりです。

あくまで手がかりですので、そのままこの文を言ってしまわないようにしてください。

最後の詰めです。

代名詞⇔具体的な単語の変換

最後の詰めが少し難しいです。

少し難しいですが、ここを頑張ってクリアすれば合格は手中に収めたようなものです。

その最後の詰めが

代名詞具体的な名詞に変換する

ことです。

先ほどの手がかりとなる文は次のようになります。

ここで大事なのは

代名詞を具体的な名詞にするのが最優先

ということです。

質問に対する答えで

They choose…

Some customers with children choose

としても内容は伝わりますが

provide childcare services

provide these services

にしたら

「これらのサービスって何だよ」

というツッコミが入ります。

このままだと大幅な減点になります。

したがって、

代名詞は具体的な名詞に直す

という意識は持っておきましょう。

また質問がHowで始まった場合には答える時は

By…ing

だけでも可能です。

いずれにせよ、代名詞を置き換えないと減点ですので注意してください。

this, these, suchなどの単語が入っている場合は文章中の具体的な言葉に書き換えてから、落ち着いて答えましょう。

3コマ漫画を攻略するワザ

続いて

3コマ漫画を攻略するワザ

に移りたいと思います。

私の視点からすると次の5つになります。

こちらはやりながら説明していきたいと思います。

指示文と全体像

まずは指示文と3コマ漫画の全体像です。

3コマ漫画を見て考える時間が20秒であることを考えると

そんなに多くを考えることはできない

逆に言うと

多くを話さなくてよい

と言えます。

実際にやってみる

それではナレーションをやってみて下さい。

いかがでしたか。

止まらずに話すことが出来ましたか。

解説

それでは解説です。

その前に大事なことを伝えます。

英検2級の3コマ漫画ナレーションでは適切な5つの描写をするのが採点基準です。

言い換えると、

5文で5点、1文1点

という換算です。

そのことを頭に入れて、この記事を読み練習していきましょう。

まずは指示文で指定されている英文を読みます。

その英文が過去形になっていますので、

ナレーションは全て過去形

でします。

1コマ目で最も大事なのは

直接話法を使う

ということです。

直接話法とは

He said, “〇〇”

と〇〇の部分に言ったセリフをそのまま入れるものです。

例えば

彼は私に「英語を勉強する」と言った。

を直接話法で英語にすると

He said to me, “I study English.”

セリフをそのまま使えます。

逆に間接話法では

He told me that he studied English.

とセリフの時制を変えたり、主語を変えたりしなければいけません。

間違えてしまうリスクが上がりますので、直接話法で話すようにしましょう。

またこの1コマ目では男性のセリフを直接話法で言えれば合格点です。

続いて2コマ目です。

まずは冷静に

Ten minutes later

を冒頭で入れます。

ここでは

男性が荷物をロッカーに入れている

女性が絵を見ているところを想像している

という2つの要素が必須です。

1コマ目との違いは、その要素が吹き出しではっきりと示されているというところです。

英語では

「置く」

「入れる」

put+もの+前置詞+場所

が便利です。

「置く」:put もの on 場所

「入れる」:put もの in 場所

また感情を表す場合

動詞でつなぐ場合には

I’m happy to see you.

あなたに会えて嬉しい

のようにtoでつなぐ

名詞を入れたい場合は

I’m worried about you.

のようにaboutでつなげばよいです。

それでは3コマ目です。

こちらも冷静に

Two hours later at the gift shop

を挟みます。

男性がお土産を選んでいる

女性が子供のことを心配している

という2つの要素は確実にいれましょう。

ここでは

細かいことを言わない

ということもポイントです。

男性は自動車と人形を持っていますが、それはpresentsかgiftsにまとめてしまって大丈夫です。

細かいことを言おうとすると、難しく考えてしまいますので、出来るだけ大雑把に言うようにするとよいでしょう。

質疑応答を攻略するワザ

では最後のセクションである

Q3とQ4の質疑応答を攻略するワザ

です。

私が考えるポイントは以下の6点です。

これもやりながら解説したいと思います。

質疑応答①

それではQ3の質問を見てみましょう。

ここでのポイントは問題提起に対して

What do you think about that?

あなたの意見を求められていることです。

What do you think about that?

と聞かれた時の答え方は

I agree.

I disagree.

It depends.

の3択です。

何なら

I agree と I disagree

の2択でもいいです。

選択肢を絞ることで、余計なことで頭を使わず、先のことを考えます。

それでは解答例を見てみて下さい。

こちらはじぃ~じのオリジナルです。

まず、確実におさえて欲しいポイントは

必ず2文以上の英文

で言うということです。

1文では確実に減点になります。

これは採点基準に関わりますので何としても必ず2文以上を話して下さい。

内容的に意識していることは2つ

①簡単な英語で言う

②細かいところまで攻めない

ということです。

冷静に英文を見るとかなり大雑把な内容だと思いませんか。

でも大丈夫。

よほど的外れでなければ、2文以上の英文を話すということをクリアできれば大きな失点には至りません。

英検2級の2次試験の面接官の多くは

学校の先生

です。

最近の学校の先生はとても優しい

です。(元教員より)

客観的な採点基準をクリアしていれば、少々のミスは減点されない。

そのような強気な姿勢で大雑把な内容でも自分の言える英語で表現したほうが合格につながる。

私はそう考えます。

質疑応答②

それではQ4を見てみましょう。

ここでの最大のポイントは

Do you think…?

という質問になっていることです。

Do you think…?

と聞かれたら

Yes または No

で答えます。

そして、その後に自分の意見を先ほどと同様2文以上の英文で表現します。

ではじぃ~じオリジナルの解答です。

ご覧いただくとわかる通り

薄っぺらい内容

だとわかります。

薄っぺらい内容ですが、減点するポイントはありません。

英文自体は正しく2文で言えています。

内容も決してトンチンカンな受け答えをしているわけではありません

ここでも意識していることは

①簡単な英語を言う

②細かいところまで攻めない

と言うことです。

もちろん、本番では多少のミスはあると思います。

しかし、クリアしなければいけないポイントと許容されるポイントを知っておけば、本番も落ち着いて試験に臨むことが出来るはずです。

テッパン教材

英検2級の2次試験対策用の教材もたくさんありますが、迷う場合は

旺文社

を選んでおけば間違いありません。

旺文社は英検のと敷地を共有しており、非常に近い関係性にあります。

データ量も豊富ですし、こちらの10回分の練習問題で練習すれば、この記事で説明したことを、実戦レベルで理解できると思います。

もし、教材が手元になければこちらを購入していただくので問題ないでしょう。

または過去問にも合計6回分、2次試験では12回分の問題が掲載されています。

当日までにすること

続きまして、当日までに何をするかです。

教材を使い切る

英検2級の2次試験は出来れば1発で合格したいです。

そのためにも手元の教材は計画と立てて必ずやりきりましょう。

ひたすら音読をする

また音読も効果的です。

英検2級の2次試験にも音読パートがあります。

また、音読をすることでいざという時に英語が口から出るようになります。

少なくとも試験までの期間は音読を習慣にするとよいでしょう。

誰かに練習してもらう

出来れば誰かに練習相手になってもらうのが良いです。

学校の先生や塾の先生が良いと思います。

実際に人を相手に練習することで自分では出来ると思っていたけど、出来ていないところや、人を相手にして英語を話す難しさを実感すると思います。

自分一人で大丈夫と思わず、是非、誰かに練習相手になってもらいましょう。

何でも英語で言ってみる

教材を使い切って、音読を毎日して、誰かに練習相手になってもらえれば、英検2級の2次試験への準備は十分だと思います。

それでもまだ何かやれるとしたら、

何でも英語で言ってみる練習

をすることです。

これは簡単ではありませんが、少なくとの英語で考える癖をつけることが出来、本番で生きる瞬間が来るはずです。

ただし、

教材を使い切り

音読をし

誰かに練習相手になってもらう

方が優先順位は高いです。

それでもなお、さらに準備を万全にしたい人のための練習だとお考え下さい。

まとめ

いかがでしたか。

英検2級の2次試験

を突破するための

禁断のテクニック

として私なりの視点とスライドで紹介しました。

教員として何人もの生徒を英検に合格させてきた私の知識と経験を総動員しています。

ただし何回も言うようですが、

資格に合格することが英語学習のゴールではありません。

資格を無事に取得したら次はさらに英語力を伸ばすために伸び伸びと英語のトレーニングをしてください。

是非参考にしてみて下さい。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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