英語力を飛躍的に伸ばすために持つべき成長マインドとは?

コーチング

みなさんこんにちは、じぃ~じです。

皆さんは成長マインドという言葉をご存じでしょか。

成長マインドというのは簡単に言うと

じぃ~じ
じぃ~じ

人は練習や訓練によってのみ成長する

というマインドで新しいことにチャレンジしたり、スキルを習得しようとするマインドのことです。

この成長マインドを持つことが英語力を高めていく時にとても大事です。

本日は成長マインドとその反対の固定マインドを説明するとともに、英語力を高めるのにどのように活用してくかを解説したいと思います。

成長マインドと固定マインド

人の心の持ち方には2種類あります。

成長マインド(growth mindset)と固定マインド(fixed mindest)です。

英語はもちろん、ものごとを習得するためには成長マインドを持つことが大切です。

まずは成長マインドとは何かを説明します。

成長マインドとは

成長マインドは英語ではgrowth mindsetと言います。

スタンフォード大学のキャロル・ドウェック博士が考案した用語です。

教授はリーダーや先生、親に向けて推奨しています。

先生はどの学年の生徒でも生徒が頑張ったその過程を認め、褒める。

親は子どもが興味を持ったことは何でもやらせる。

このようなことによって、子どもは「学習する」という技術を学ぶと言われています。

成長マインドの特徴

それでは成長マインドの特徴を簡単に説明します。

問題を学ぶチャンスとととらえる

成長マインドを持っていると、何が問題や予期せぬことが発生した時にチャンスととらえることが出来ます。

そして、そのチャンスを自分が何かを学習することが出来る機会であると理解しています。

英語学習において、単語や文法などわからないことは多々あります。

そのわからないことや知らないことに直面した時こそ、成長のチャンスととらえることが大事です。

能力は練習によって身につけられる

じぃ~じ
じぃ~じ

能力は練習によって身につけることが出来る

これが成長マインドの根幹にあることです。

英語を身につけるのに才能や素質は必要ありません

トレーニングさえしていけば、誰でも身につけることが出来ます。

そのことを信じることが日々英語学習に取り組むことでモチベーションになります。

学ぶことに愛する

成長マインドを持っている人は、学ぶことが喜びになります。

学ぶことは成長につながることを理解しているからです。

これは英語学習にとっても大事なことです。

英語は永遠に続く学びです。

英語を学ぶこと自体を好きになれば、必ず英語力も上がります。

人生とはワクワクの連続

新しいことやワクワクすることは挑戦を好む成長マインドの人の大好物です。

成長マインドの人は常にワクワクして人生を謳歌しています。

英語を学習して英語を身につけていくと、外国人の友人を作れたり、仕事の幅が広がったり、海外旅行を楽しめたり、常にワクワクすることが待っています。

新しいことを学ぶ機会が無限にある

成長マインドの人にとって、新しいことを学ぶ機会は無限にあります。

英語の学習も未知の単語や奥深い文法など、その気になれば学ぶことは無限にあります。

成長マインドを持って英語学習に取り組めば、英語自体を好きになれるはずです。

固定マインドとは

一方、成長マインドと対極になるのが固定マインド、英語ではfixed mindsetと言います。

固定マインドの特徴を説明します。

才能や賢さは生まれつきと考える

固定マインドの人は才能や能力を生まれつきのものと考えます。

したがって、新しいことに挑戦しようという気持ちを持ちません。

つまり、そもそも英語を身につけようと行動に起こさないかもしれません。

失敗を恐れてチャレンジを恐れる

固定マインドの人は失敗を恐れます

失敗を恐れるのでチャレンジしません。

英語学習、特に英会話やスピーキングの習得には失敗がつきものです。

失敗を恐れて挑戦しないことは英語学習においても成長を止めてしまうことになります。

成功は生まれつきの才能によると考える

固定マインドの人は成功は生まれつきの才能によると考えます。

そのように考えてしまってはそもそも何かを頑張ろうとは思えません。

TOEICの目標を達成しようとか、英検に合格しようとは思えないです。

過去の成功に固執する

固定マインドの人は過去の成功に固執します。

逆に言うと新しいことに挑戦しません

英語は継続してトレーニングしていかないとどんどん鈍ってしまいます。

過去の成功に胡坐をかいていては、英語力は落ちてしまうのです。

それでは、今度は具体的な場面で成長マインドの人と固定マインドの人を比較してみましょう。

新しいことに挑戦する時

まずは新しいことに挑戦する時、成功マインドの人と固定マインドの人ではどのように違うでしょうか。

成長マインドの場合

まずは成長マインドの人はどうでしょうか。

*どんな挑戦にも挑む

成長マインドの人はどんな挑戦にも挑みます。

なぜなら練習することで技術を身につけることを知っているからです。

英語では様々な資格試験、単語の学習者や発音の習得など様々な分野が存在します。

1つのことを習得したと思っても学ぶことが無限にあるのです。

どんな挑戦にでも挑むことで、ぐんぐん英語力を伸ばしていくことが出来ます。

挑戦をワクワクするものとして楽しむ

成長マインドの人は挑戦をワクワクしながら楽しみます。

なぜなら挑戦することは学びの機会であり、喜びだからです。

学べば学ぶほど、もっと新しいことを学びたくなるのが英語学習です。

1つのことが言えるようになったら、もっと別の言い方はないか、もっと場面に応じた適切な表現はないか、と自分の可能性を広げていけるのが英語の楽しいところです。

失敗は学びの糧と考える

ここが一番大事ですが、成長マインドの人は失敗することを恐れません。

失敗を成長のチャンスととらえるからです。

ここは英語学習にも大いに通じるところです。

特に英会話やスピーキングは日本人にとって最も時間がかかる分野であり、一番間違えることが多いです。

失敗を恐れずに挑戦できることは特に英会話やスピーキングの能力を伸ばすのに大事なことです。

一生懸命やれば誰も笑わない

成長マインドの人は一生懸命やれば人に笑われることはないと思っています。

確かに、どんなに失敗や間違いをしたとしても一生懸命頑張っている人を笑う人は実際にはいません、

成長マインドの人は誰に笑われても、愚直に一心不乱にトレーニングを積み重ねることが出来ます。

英語のスピーキングでは間違いを恐れて挑戦をしない人よりも、間違えて笑われることを気にもしない人の方が伸びていきます。

英語の学習やトレーニングは時に愚直にならなければいけない時もあります

固定マインドの場合

一方、固定マインドの人はどうでしょうか。

チャレンジを避ける

そもそも固定マインドの人は、挑戦を避けます

挑戦をしなければ成長もありませんので、固定マインドの人は成長の機会を失っていることになります。

バカな奴と思われるのが嫌

失敗を恐れる固定マインドの人は、失敗をして「バカなやつ」と思われることを恐れます。

しかし、先ほども述べたように、英会話やスピーキングに失敗や間違いはつきものです。

失敗を恐れていては、いつまでたっても英会話やスピーキングを上達させることは出来ません

笑われるのが嫌

固定マインドの人は人に笑われるのを嫌がります。

人に笑われると思っていては、愚直なトレーニングに励むことは出来ません。

Twitter界の英語の達人たちは、人に笑われようと無理だと言われようと、愚直に英語のトレーニングに励んだ人ばかりです。

フィードバックを受ける

自分の成長のためにはパフォーマンスに対するフィードバックをもらわないといけません。

フィードバックに対する態度も成長マインドの人と固定マインドの人では大きく異なります。

成長マインドの場合

成長マインドの人は建設的な意見は成長のために必要だと考えています。

そのため、自分のパフォーマンスのフィードバックを積極的に得ることが出来ます。

さらに、成長マインドの人は自分のパフォーマンスと自分の人間性を切り離して考えられています。

フィードバックで少々耳の痛いことを言われても、それは自分のパフォーマンスの結果であり、決して自分の存在が否定されたわけではないと、理解できるのです。

英会話やスピーキングの上達のためには、上級者に聞いてもらってフィードバックをもらったり、自分で音声を聞いて確認したりすることが必要です。

そのようなフィードバックを恐れず、自分の成長につなげることが出来る成長マインドを持っているのはやはり強いですよね。

固定マインドの場合

固定マインドの人は、フィードバックを受けると自分が批判されたと思ってしまいます。

誰もが自分が否定されるような体験はしたくないものです。

当然、フィードバックを受ける機会が減り、成長の機会を逸してしまいます。

英語でもフィードバックがなければ、成長する機会を失うのは同じです。

どのような過程を選ぶか

結果に到達するまでにどのような道を選ぶかということにも違いが表れます。

成長マインドの場合

成長マインドの人は少し大変な道を選びます。

例えば、階段とエスカレーターだったら階段を使います

階段を使えば、大変ですが身体を動かすことで血の巡りが良くなり高揚感を得ることが出来ます。

成長マインドの人は、その高揚感を楽しむことが出来ます。

また、何か新しいことを習得しようする時には毎日少しずつ、コツコツと練習します。

たとえ上手くいかない時があっても、諦めません。

努力することで人生がより良くなるということを知っているからです。

巷では様々なテクニックがあふれている英語ですが、本当に習得しようとしたら一朝一夕にはいきません

気合と根性でどうにかするものでもないのですが、毎日コツコツ学習する習慣は不可欠です。

地道な努力の積み重ねが一番の近道です。

英語の学習と成長マインドは密接な関係があるということがわかります。

固定マインドの場合

一方、固定マインドの人は楽な道を選びます。

階段とエスカレーターだったらエスカレーターを選びます。

また、何かを習得しようとしても、少しつまづくとすぐにやめてしまう傾向があります。

もちろん、これでは英語を身につけるにはいたらないと言えます。

他者の成功をどうとらえるか

最後に、他者の成功をどうとらえるかということを見ていきたいと思います。

成長マインドの場合

成長マインドの人は他者の成功を自分のことのように喜びます。

なぜなら他者の成功は自分自身にとっても良い刺激だと考えているからです。

また、自分自身も他者のやる気を高めようと努力します。

そのことで自分自身が成長出来ることを知っているからです。

社会人の英語と言えばTOEICです。

そのスコアで就職や昇進が決まると言っても過言ではありません。

その他の資格にも言えることですが、スコアがはっきり出るTOEICは他人との競争や比較から完全に逃れることは出来ません。

そこから逃げるのではなく、他の人のスコアに刺激を受け、さらに英語学習に励むことが出来ればそれは理想的なことです。

固定マインドの場合

一方、固定マインドの人は他者の成功を脅威と感じます。

なぜなら他者が成功すると自分の人生にプレッシャーがかかると感じるからです。

他の人のスコアや資格に脅威を感じる気持ちはわからなくもありませんが、それが英語学習へのブレーキになってしまっては元も子もありませんね。

まとめ

いかがでしたか。

成長マインドというのはどの分野にも当てはめることが出来るマインドセットのことです。

これを英語学習に当てはめると自分がどこまでも成長できる気がしてきますね。

最後に、成長マインドのポイントをまとめて表すと次のようなことが言えると思います。

  • どんな障害があっても、粘り強く問題を解決することが出来る
  • 才能は生まれ持ったものではなく、成長によって得られる

英語学習者の中には様々な理由で英語学習に励んでいる人がいると推測します。

必要に迫られてやっている人も、英語が好きで取り組んでいる人も、その過程において

なかなか上達しない

と悩む時もあると思います。

そんな時にはこの成長マインドを自分が持てているかを問いかけてみて下さい。

成長マインドを持っていさえいれば、英会話で上手く話せないことや、TOEICのスコアが伸び悩んでいても、挑戦し続けることが出来るはずです。

是非、参考にしてみて下さい。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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