関係副詞howは使い方に注意!訳し方や関係副詞whyとの違いを解説

英文法
じぃ~じ
じぃ~じ

みなさんこんにちは、じぃ~じです。今回は英文法の説明をします。

ミケ
ミケ

関係副詞のhowの使い方がよくわからないニャン

関係副詞howの使い方はコツをつかむまでが大変。ちょっとした注意点や訳し方のポイント、他の関係詞との違いを海外ドラマのセリフを紹介しながら解説します。

関係副詞howの使い方

関係副詞howが使われるのは次の表現が多いです。

This is how S V

・これがSがVする方法だ

・こうやってSはVする

基本的な例文は次の通り。

This is how he became President.

(これが彼が大統領になった方法だ)

(彼はこうやって大統領になった)

Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」でも次のように登場します。

See, Emily? This is how we ride in Paris.

(これぞパリにおける正しい自転車の乗り方だ)

翻訳でも大きな違いがないことがわかります。

関係副詞howの使い方

This(That) is how S Vのカタチが多い

訳し方は「これがSがVする方法」または「このようにしてSがVする」

関係副詞howの注意点

関係副詞howは次の2つの注意点があります。

同じ用法のthe way S V

関係副詞howとほぼ同じ用法をするのが

the way S V

SがVする方法

です。先ほどの例文も

This is the way he became President.

(これが彼が大統領になった方法だ)

とすることができます。

the way howのカタチはNG

関係副詞は

特定の先行詞を持つ

というのが特徴です。例えば次のようなカタチです。

the reason why

the place where

the day when

ところがhowだけ

the way howのカタチはNG

です。ここに注意をしてください。

関係副詞how S vの注意点

the way S Vも同じ意味に

the way howのカタチはNG

関係副詞why

つづいて関係副詞whyも説明します。

関係副詞whyの使い方

関係副詞whyは先行詞にthe reason(s)がきたときに使用します。

Tell me the reason why you look so happy today.

(今日、そんなに嬉しそうな顔をしている理由を教えてよ)

関係副詞whyは次の定型文がよく登場するのでそのまま覚えておくと便利です。

That(This) is why S V

こういうわけでSがVする

Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」では次のようなカタチで登場します。

Sylvie, this is why we’re going to work so well together.

(あなたとは気が合うわ。うまくいきそう)

直訳:シルヴィ、こういうわけで私たちはいっしょに働けるのよ

とくに会話では先行詞のreasonが省略されることがほとんどです。

This(That) is becauseとのちがい

This(That) is why S Vと似ている表現で

This(That) is because

があります。意味としては

This(That) is because S V

それはなぜならSがVしたからです

言ってしまえば

This(That) is because ≒ because

です。This is whyとの違いは

This is why→後ろが結果

This is because→後ろが原因

と考えるのがよいです。例えば次の問題。

(1) Jim got up late. That’s _____ he was late for school.

(2) Jim was late for school. That’s _____ he got up late.

(1)は後ろに「学校に遅刻した」という結果がきているのでwhy、(2)は後ろに「寝坊した」という理由がきているののでbecauseとなります。

関係副詞why

This(That) is whyが会話では頻出

This is why→後ろが結果

This is because→後ろが原因

関係副詞where

つづいて関係副詞whereの説明をします。

関係副詞whereの使い方

関係副詞whereは先行詞に場所を表す単語のときに使います。

This is the hospital where my aunt works.

(これが私のおばが働いている病院です)

場所以外の先行詞

先行詞が場所を表す単語の時に使う関係副詞whereですが、それ以外の単語でもwhereを使います。

具体的には

case(場合)

point(点)

situation(状況)

などです。

There are cases where knowledge is useless.

(知識が役に立たない場合がある)

These children are in a situation where they can’t get enough food.

(この子どもたちは十分な食料にありつけない境遇にある)

関係副詞where

先行詞は場所を表す単語

case, point, situationなども先行詞になる

関係副詞when

つづいて関係副詞whenの解説をします。

関係副詞whenの使い方

関係副詞whenは先行詞に時を表す単語のときに使います。

I remember the day when I first saw a panda.

(初めてパンダを見た日のことを私は覚えている)

先行詞と関係副詞whenが離れる場合

ごくまれに先行詞と関係副詞whenが離れる場合があります。

The day will soon come when we can enjoy space travel.

(宇宙旅行を楽しむことができるような時代がもうすぐやってくるでしょう)

特に例文の

The day will come when S V

SがVする日は来るでしょう

は便利な表現ですのでそのまま使えると役に立ちます。

関係副詞when

先行詞はを表す単語

The day will come when S Vは決まり文句として覚える

まとめ

今回は関係副詞howの使い方と注意点を中心に、関係副詞why, where, whenの使い方と注意点を解説しました。

とくに使い方が特殊な関係副詞howをまとめると

This(That) is how S Vのカタチが多い

訳し方は「これがSがVする方法」または「このようにしてSがVする」

the way S Vも同じ意味に

the way howのカタチはNG

となります。

ミケ
ミケ

関係副詞howの使い方がわかったニャン

関係副詞の前に関係代名詞の理解をしたいという人には次の記事がおすすめです。

じぃ~じ
じぃ~じ

最後までお読みくださりありがとうございました。

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