みなさんこんにちは、じぃ~じです。
本日は
仮定法
について説明したいと思います。
仮定法は高校で学習する単元ですが、苦手な人が多いのではないかと思います。
(ちなみに2021年度から中学校の新学習指導要領に追加されています)
私も最初は苦手でした。
しかし、あるコツをつかむことですんなり理解できるようになりました。
さらに、仮定法は日常生活でよく使われます。
実際の英会話で意識的に使うことで、定着できるようになります。
今回は仮定法の基本である
仮定法過去
と
仮定法過去完了
にういて説明します。
最後に練習問題もつけましたので、是非挑戦してみて下さい。
仮定法とは
そもそも仮定法とは何を表す用法なのでしょうか。
それはズバリ
妄想
です。
仮定法で表しているのは
妄想
なのです。
次のスライドを見てください。
4つの文はすべて人の妄想であることがわかります。
そしてこれらの表現は仮定法で表します。
皆さんの日常会話を思い出してみて下さい。
結構妄想トークをしていると思いませんか。
その妄想トークを英語で表すときに使うのがこの仮定法なのです。
仮定法過去
それでは仮定法過去の説明をします。
まず次のスライド見てください。
仮定法過去とは
という名前ですが
今の妄想
を表していることに注意してください。
例えば、先ほどの例文①
もしイケメンなら彼女に告白するのに
これは立派な妄想であり
イケメンであって欲しいのは
「今」
だとわかります。
仮定法過去の公式
先ほどのスライドにポイントとして
②公式に当てはめる
と書きました。
仮定法は
決まった型=公式
が存在します。
その公式に単語を当てはめていくことで文が成り立つという実は簡単な文法です。
次のスライドに仮定法過去の公式を示します。
If 主語 過去形, 主語 would 原形
これが
仮定法過去
つまり
今の妄想
を表す英文の公式です。
今の妄想
に対して
動詞の過去形
を使う。
だから
仮定法過去
という文法になります。
それではこの公式を使って例題をやってみましょう。
例題1
もし今彼女の電話番号を知っていたら、電話するのにな
この日本語を先ほどの公式
If 主語 過去形, 主語 would 原形
を使って英文にするとどうなるでしょうか。
以下のスライドのようになります。
いかがでしたか。
ちなみに公式では後半の文を
主語 would 原形
としましたが、wouldは文脈によって
could
や
might
になります。
それでは例題2を解いてみましょう。
例題2
もし僕が君なら、その合コンに行くのに
公式を使って仮定法の英文に直すと、次のスライドのようになります。
ここでポイントになるのは
If 主語 過去形
の過去形の動詞が
be動詞
のときは主語に関わらず
were
になるということです。
これ本来のルールに従うなら
If I was
となるところをあえて
If I were
とすることによって
仮定法だよ!
妄想だよ!
とわかりやすく伝えるためです。
仮定法過去完了
それでは次に仮定法過去完了を解説します。
仮定法過去完了で最も大事なことは次のことです。
先ほどの仮定法過去では
今の妄想を過去形で表す
というのがポイントでした。
今回は
ということになります。
先ほどの例文では
もっと勉強していれば、合格したのに
は過去の妄想であるとわかります。
このような文の時に
仮定法過去完了
を使います。
仮定法過去完了の公式
仮定法過去の時と同様、仮定法過去完了でも
公式
を理解して運用していきます。
仮定法過去完了の公式は
If 主語 過去完了, 主語 would have p.p.
です。
P.P.というのは過去分詞形の略です。
例題1
それでは例題1をやっていきましょう。
もしあの時もっと勉強していたら、試験に合格していたのに
この日本語を公式に当てはめて英文に直してみます。
すると次のスライドのようになります。
今回は
試験に合格していた
というのを
合格できた
と解釈したので
could have passed
としましたが、あまり気にしなくてもいいところです。
ちなみに
would have
could have
の
have
は
ハブ
というよりも
ァブ
くらいの発音になり
would have
→ウダァブ
could have
→クダァブ
とつながります。
例題2
それでは例題2です。
もしあの時プロポーズしていたら、結婚していたかもしれないのに
という文を英語に直してみます。
次のスライドのようになります。
今はあえて日本語を英語に直す練習をしています。
さらにわかりやすくするために
「もしあの時」
という入り方をしています。
実際の問題で日本語がここまでわかりやすくない場合はどうやって
仮定法過去
と
仮定法過去完了
を見分けるかわかりますか。
それは助動詞の部分に注目し
would, could
→仮定法過去
would have, could have
→仮定法過去完了
と見分けていきます。
問題演習
それでは問題演習を3つやってみます。
スライドのみで解説もつけます。
まとめ
いかがでしたか。
仮定法過去と仮定法過去完了は公式を理解して当てはまることですんなり解けるということが理解で来ましたか。
今回は今まで以上にスライドをふんだんに使ってみました。
今後はスマホでも見やすいように今後はスライドメインの解説をしていきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。